生徒はこれまで、パソコンや書籍での調べ学習をはじめ、校外学習でのインタビューや体験をもとに課題解決学習を展開してきました。
この度はその総決算ともいえる「発表会」で、概要をA3用紙6枚程度にまとめ、その紙をめくりながら説明する「ペーパー・プレゼン」に挑戦しました。
生徒は他の分野の仲間たちや保護者・先生方が傾聴する中、緊張した面持ちでしたが、全員が調べたことや「ふるさとのために、今、自分にできること」をしっかりと発表することができました。
「ふるさと学習の振り返り」より抜粋
*萩の世界遺産や萩焼などについてもっと詳しく調べて、誰にでも萩のことをきちんと説明できるようになりたいと思いました。
*校外学習では、話す力と協力する力を学びました。
*「ふるさと学習」を通して、萩の伝統やよさを後の世代に伝えることが大切だということを改めて感じました。
*「ふるさと学習」を通して、地元の萩に何か貢献できることはないか、これからどうするべきか、いろいろと考えることができました。
*松陰神社についてもっと知って覚えて、またボランティアガイドに挑戦したいと思いました。
*紙にまとめるときに、もう少し色を付けたり大切なところを紙で隠しておいたりして、工夫をしたらよかったと思いました。
*発表会のとき、ファイルや資料ばかり見て話すのではなく、前を向いて話せたらよかったなと思いました。
*最初は高齢者の方と話すことが難しく感じ、どう接していいのかわかりませんでした。この「ふるさと学習」で人とのコミュニケーションの大切さや取り方などを改めて学ぶことができました
*私たちは徳寿園で直接利用者の方と接し、この高齢化社会で私たちがするべきことを学びました。それは自分から積極的に高齢者の方に接し、境界線を消すことです。私たちから一歩踏み出せば、きっと何かが変わるのではないかと思いました。